餌について考える菌糸ボトルについて



オオクワガタブリードを初めてイロイロ勉強しています。

クワガタの種類・特徴・ペアリング・産卵セット
飼育温度・菌糸ビン・発酵マット・ブリードスケジュールなどなど

もちろん環境によっても違いが出ることや個体差や、
飼育方法に至ってはオリジナルや個人での秘策があったりすると思います。

勉強することが多くて奥が深いクワガタ飼育。
理論を勉強したからといっても生き物なので思った通りにいかないので
来年こそは大型を!とか美形を!とかうまくいかないのが面白いのかもしれませんね♪


この記事は
自分なりに調べてまとめてみます。
メモのように雑文になると思いますが・・・


菌糸について


とりあえずになりますが現在までに勉強したことを・・・・

我が家のように初心者で右も左も分からない方の少しでも参考になれば・・・


ベテランブリーダーさんからしたら
「そんなこと常識だよ!」「笑っちゃうね!」
ということもあるとは思いますが
笑ってスルーしてください。


間違っている部分もあるとは思いますが
ご指摘いただければと思いますm(__)m 

この記事は勉強したこと・教えてもらったこと(極秘情報は除く)を追記していこうと思います。
(めんどくさくて追記せず放置になるかもしれませんが・・・・)



昔はマット飼育だったようですが今はほぼ菌糸ビン飼育が主流のようです。
大きくするには菌糸のほうが有利のようですが、マット飼育はサイズは出にくいが安定して、価格も安く、羽化不全もしにくいなどのメリットがあるようです。



菌糸ビンとは・・・
粉砕した広葉樹(オガ)にキノコの菌を植えてエサにしたもの
きのこの菌は広葉樹を朽ちさせる
 

一般的にはオガに菌糸を植え付けて様々な添加剤を添加して各メーカーさんがイロイロな特徴のものを出しているようです。


オガについて
オガは一般的にはクヌギ・ナラ・コナラ・ブナ等が使われているようです。
特徴としてはクヌギ・ナラよりもブナはきのこが出やすい
材の持ちがいいのはクヌギ・ナラの方が良いようです。
これらをMIXして作られたりしている。
栄養価と分解の早さが違うようです。
クヌギは栄養価が高く、ブナは分解が早い。ようです。


水分量(含水率)
50%くらいが多いようです。 
水分量が多いと劣化しやすい?


添加剤
ふすま・麦芽・トレハロースなどが使用されるようです。
個人的に添加量を決めて飼育されている方もいるようです。
1次発菌ブロックを購入して、添加剤を混ぜ2次発菌させる。というのが通常のようですね。
我が家ではここまでできないのでメーカーさんの添加されている菌糸ビンを使用していきたいと思っています。
(今後ここまでやるようになるかもしれませんが・・・)
ここに個人差の大型作出の秘伝が隠されている!?
添加剤を入れるのはクワガタに食べさせるためではなく、きのこの菌に栄養を蓄えさせるということで、栄養満点のオガをクワガタが食べるので大きくなるということのようです。


粒子
微粒子・中粒子・粗粒子(粗目)があるようで

初令には微粒子のほうが食べやすいためいいとの情報も

しかし微粒子のほうが劣化しやすいようで、粗粒子は持ちがいいので
状態によって選ぶといいようです。

1本目 微粒子 
2本目 中粒子・粗粒子
3本目 中粒子・粗粒子
というのがいいのかな?


菌の種類
一般的にはオオヒラタケ系・ヒラタケ系・カワラタケ系がメジャーのようです。

「系」となっているのはその中でも、様々な種類があり、ウスヒラタケ・ヒマラヤヒラタケ・シメジ・エリンギとかも!?あるため「系」となっているようです。
ここでもメーカーさんによって違いがある?のかな?

オオクワガタにはオオヒラタケ系が無難のようですね。 

カワラタケに関しては、まだカワラタケを使用するクワガタを飼っていないため、まだ勉強してません(;^ω^)


菌糸ビンの取り扱い
きのこ菌は一般的には低温に強く高温に弱いため夏場は特に取り扱いを注意しないといけないようです。

低温には強いため冷蔵庫で保存が可能で、菌糸の活動を抑え、使用する時には23℃くらいで2~3日管理した後使用すれば問題ないようです。

冷蔵庫での保存期間は状態のいいものならば半年程度持つようですが、今年チャレンジした(1ブロックだけ)菌糸ビンは2か月でもう劣化し始めていました(;^ω^)

1度菌が回った菌糸ビンはある程度の温度変化ならば大丈夫で、飼育種・時期によって合わせた温度で飼育して大丈夫なようです。

ただし、30℃を超えると菌糸が劣化するので、夏場は特に注意する。

なにより温度差をなくし安定させることが重要。

温度差があるときのこが出やすくなり、きのこが出ると栄養を取られたり、蛹室をつぶされたりするため温度を安定させきのこの発生を抑えることが重要。

1次発菌とはオガを詰め、菌を植え付け発菌させたもので、
2次発菌とは1度発菌させたものを崩し・詰替え再度発菌させたものを言うようです。

活性化し発菌するときは発熱し、酸素を必要とするため酸欠になりやすので飼育温度に馴染ませ状態を安定させてから(2~3日)使用する。


菌糸の詰替えについて
我が家でもローコストで飼育しようと思っていますが、そうなるとブロックを購入し詰め替えればいいや!なんて思っていましたので調べてみました。

まず大事なのは菌糸ビンの飼育温度と発菌温度は違うということ。

取り扱いのところでも書いた通り、きのこの菌は低温(20℃~23℃くらい)が活性化するようです。
なので詰めかえた後は最低でも25℃以下くらいで温度を安定させて1週間くらい保管して菌を回すのがいいようです。

我が家はここでもう夏場は詰め替えできない(;^ω^)と諦めました( ;∀;)

逆に冬場はというと、20℃以下になってしまうと菌の回りが遅くなってしまうようです。

なので幼虫を引っ越しさせる前に菌を回すための温室が必要になる、ということですね。

ここでも我が家は無理かも(;^ω^)

詰め替えた後は、活性化し菌糸が回るために酸素が必要となるので空気穴をあけておくことが菌を回すために必要です。
極端に硬く詰めすぎると酸素が回らずに菌回しに時間がかかるようです。

パッと見、菌が回ったようでも被膜がある程度厚くなるまで寝かせたほういいようなので1週間くらいは菌回しをした方が良いようです。

また、湿度に関してもあまりに高湿でもカビが出やすく、あまりに乾燥でもよくはないようです。

ここまで調べて、単に詰替えといっても難しいんだな~と半分諦めていますが
試しに我が家の環境でダメもとで1ブロックくらいチャレンジしてみようと思います。
前回は温度なんて気にせずにただ詰め替えてみただけで白くなった~~程度だったので(;^ω^)

全然経験もないのに書いていますので鵜呑みにしないでくださいm(__)m(笑)


温度管理に関して(ヒラタケ系、オオヒラタケ系)
ここまでの事を踏まえて、
新鮮で栄養ある菌糸を食べさせるために、菌糸が劣化しない28℃以下かつ、きのこのの生えない温度、
幼虫の活動を妨げない18℃以上?で
18℃~25℃くらいで管理するのがベスト?
かつ、セミ化しないように冬の温度を感じさせるように温度変化をつけて飼育するのがいいのでしょうか?



菌糸ビンの選定
これらの事を踏まえ(まだまだ抜けていることが多いと思いますが)、自分の飼育環境(スペース・温度管理範囲等)、目的に合わせて菌糸を選定するのがいいんだと思いました。

暫くは2次発菌のボトルを購入になりそうです(笑)(;^ω^)

他にも親が食べたエサの影響や途中での菌糸の変更の影響とか、イロイロあるようですが順次勉強しながら、いろんな菌糸ビンを使ってみたり、楽しく飼育していけたらと思います♪

こんなことを調べながらも、羽化させることで精一杯だと思うので(;^ω^)
まずは無事に羽化!を目指したいと思いますm(__)m