能勢YG産卵セット(番外編)小規模産卵セットを組んでみる
今年から挑戦しているオオクワガタ能勢YGのブリードですが、気になって仕方がない産卵セット。
はやる気持ちを抑えつつ割出しまでの我慢しているところです。(笑)
何度かブログ記事にも書いていますが 、我が家のように小規模でもオオクワブリードをしてみたい! という方の為に?(自分の今後の為・・・)
実は実験的に産卵セットを組んでみていました。
それは 、
ミニケースでも産卵するのか?
ミニケースでどれくらいの幼虫をとれるのか?
というものです。
いろいろ情報収集をしても、大体は大ケース(小ケース)で産卵セットを組みましょうというものばかりだったので ・・・
そこまで頭数を確保しなくてもいい方、
子供とやってみたいけど20頭も産まれたら大変!とか、
飼育スペースが限られている方には有効なのではないか?
と思ったためです。
なにより我が家の今後の飼育スタイルを確立するためでもあります。
どんなセットで何日組んだらどれくらい取れたか?
試しにやってみました。
(Aライン・Bラインが不発に終わった時の保険でもあります。)
能勢YG Aライン・Bラインの産卵セットを組んでいる間にもう1頭の♀に頑張ってもらいました。
Cラインとします。
種親
♀ YG15A-09 52.0mm shunit様
×
♂ HS様 84.0mm
になります。
使用ケースはミニケース
我が家の成虫飼育ケースです。
産卵木はBラインで使用したクヌギ産卵木の残りの0.5本を入れました。
マットはヘラクレスの里さんで購入したクワガタマットを2~3cm硬詰め
こちらもお試し産卵済み個体なのでそのまま投入です。
セット期間
2017.06.03~2017.06.07 5日間
すぐに齧り始めています。
あっという間にボロボロにされましたが
Bラインと同じ産卵木なのでやはり加水時間が長すぎた様です。
果たして産んでいるのか?
このままではボロボロにされそうなので
5日間で取出しすぐに新しい産卵木をまた0.5本投入してみました。
2本目セット期間
2017.06.07~2016.06.16 10日間
こちらは加水時間を3時間にしてみました。
同じく0.5本セットです。
結構齧っています。
裏側
なかなかいい感じ?!
合わせて産卵木(Φ9cm)1本分
合わせて15日間の産卵セットになりますが
果たしてどうでしょうか?
結果は・・・・
お試し産卵済み個体をお試し産卵させたような形になってしまいましたが・・・
1つ目の産卵セットには試し割で2つの卵を採取しましたが
1つはすぐにだめになり、1つは無事に孵化。
2週間ほど置いて割出しましたが試し割で出てきた卵のみでした(´・ω・`)
5日間投入で卵2個。
その卵も無事に孵化!
2つ目の産卵セットでは卵4つを回収しました。
10日間で卵4つ
ということで、
産卵木は0.5本づつで計1本
産卵セット期間は5日間と10日間で計15日
卵は☆も含めると2個と4個で計6個
という結果になりました。
産卵木等をBESTにセッティングしてあげれていないためか?
セットが狭すぎるためか?
観察し過ぎで落ち着かないためか?
15日セットでも6個しか産んでくれませんでしたが、
我が家のような狭い飼育スペースで
多くは飼育できないような方や
手軽にオオクワブリードを楽しみたい方には
有効なんではないでしょうか?
必要産卵数を取れるまで0.5本入替続けるという方法もありそうですが
幼虫採取時期があまりにずれるのも良くないような気がするので
10日づつ3本使うというのも面白そうですね。
これでCラインは
2令で譲って頂いた子が5頭と
今回での採卵で現在合わせて
2令×5、初令×1、卵×4
となりました。
あとはAライン・Bラインから何頭かとれるといいな~
Aラインカワラ材・Bラインクヌギ産卵木との
どのような違いが出るかも楽しみです。
今年から始めたオオクワブリードですが
産卵木の選定~加水時間
マットの選定・セッティングの仕方
種親の選定・♀による産卵の違い
飼育温度・セット期間
等々
奥が深いんですね~~!
個体差もあり、
これが正解!というのがないのも
魅力の一つなんですね(^^♪
いろいろ楽しみながらブリードしていきたいと思います。
A・Bラインの割出し楽しみ~♪
7/2頃に割出してみようと思います!
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