【2019年度オオクワガタ能勢YG】蛹化ラッシュ始まる


いよいよ羽化シーズンですね。
昨年は散々羽化について記事を書いていたのに今年はTwitterばかりで4月上旬以降書いていませんでした(;´Д`)
今年の状況を記録しておきます。




羽化シーズン始まる

2019年度のブリードもいよいよ羽化が少しづつ始まったようです。
やっと時間が取れた週末にボトル確認をすると、羽化最中の個体がチラホラ。
6/20~6/21の新月で数頭が羽化したようです。

毎年の事ですが、この時期の不安とワクワク感はたまりませんね(*´ω`*)

大型血統をブリードしている以上、大きな個体は憧れますがかっこいい子が羽化してくれれば(*´ω`*)
そう簡単ではないと思いますし、不全や★も覚悟しなくてはいけませんので羽化個体とご対面できるまでは願いながら虫の力を信じて待ちたいと思います。
目標は88mmUP・・・

早速の不全の洗礼を受けましたが・・・


2019年度能勢YG最初の羽化確認~不全の洗礼~


蛹室位置がわからないボトルを掘ってみました。

YG19A2-15
2019.06.29 初令
2019.09.24 33.3g
2019.12.25 37.8g
2020.04.10 35.8g(暴れ交換)
2020.06.20 羽化

羽化直後の掘り出しになりましたが、下翅がうまく伸ばせなかったようで上翅は閉まっておらず・・・
蛹室がすごく小さく感じました。
狭かった?


そして今年1発目のマイベストチャレンジも見事に撃沈・・・

左下翅が入っていません。
こちらも蛹室が狭いと言われれば狭いような・・・
蛹は良さそうに見えたんですけどね・・・
IMG_8805

側面に蛹室作成すると真っ直ぐではありませんし、湾曲・狭い蛹室等少しでも不安を感じたら人工蛹室で羽化させるほうが安心かもしれませんね。


モチベーションが落ちるので小さい子も掘ってテンションを上げています(笑)

同腹個体の羽化が楽しみになる個体でした(*´▽`*)



蛹室について考える羽化ボトル観察

毎年何かしらに興味を持って羽化時期の観察をしています。
初年度は羽化ボトルの水分量とか、2年目はたくさん蛹を掘り出してみたりとか。
いずれも答えは出ていませんがw

2018年度の羽化結果を見返すと種親として残した個体は掘らずに羽化した個体。
そればかりが原因ではないと思いますが、人工蛹室で羽化後★などすっかり人工蛹室での羽化に自信がなくなっていますので2019年度は最低限しか掘らないと決めて臨んでいます。

蛹室を狭く作ってしまった個体では人工蛹室は有効かと思いますし、羽化補助できれば完品で羽化できる個体もあるかと思います。

人工蛹室での羽化に自信があれば全部掘りたいんですけど・・・w
全部掘り出すと蛹の状態に一喜一憂し、羽化まで落ち着かず気が気じゃなくなりそうなのでやめておきます(笑)

そもそも羽化補助技術もありませんし、自然蛹室羽化でうまく羽化させてあげれれば放置でいいので楽ですw

少しでもいい状態のボトルに良い位置に蛹室を作ってもらえるような環境を作れないのか?
そんな難しいことはできませんので2020年度も今まで通り楽しみますw

今年の羽化ボトルが悪くなさそうなこともあり自然蛹室で羽化させることを基本として、劣化が酷いボトル・ボトル底蛹室等救出が必要と思われるボトル以外は掘らないスタンスでいこうかと思っています。(掘ってますけどw)


そういえば、2019年度はボトル底蛹室が1頭もいませんでした。


と、いうことで、
羽化ボトル外見から分かる情報は僅かですが期待できる体重だった幼虫のボトルを観察してみました。


YG19A2-13
YG19A2-13 (1)
正面からでは何も分かりませんが、両側面を見ると、ボトルど真ん中・中段に蛹室を作成しているのが見て取れます。
*蛹化確認済み

YG19A2-13 (2)

YG19A2-13 (3)

ボトル目一杯で蛹室を作成すると約120mm。
体長+何mmあれば余裕がある蛹室なのか分かりませんが、劣化も少なく、ベストな蛹室に思いますので安心します。放置します。
大きさが必要となればもっと底面積の大きな容器が必要になりますね。


次。

YG19C1-08
YG19C1-08 (1)


YG19C1-08 (2)

YG19C1-08 (3)

こちらも中段にボトル目一杯で蛹室作成している様子。
放置します。


次。

YG19B2-01
40gあった幼虫のボトルです。
YG19B2-01 (1)

YG19B2-01 (3)

YG19B2-01 (2)

分かりづらいですがこちらも中段に目一杯には作ってると思われます。
40gupからの初の完品がでるか?
こちらも放置します。


次。

YG19B2-16

YG19B2-16 (1)

YG19B2-16 (2)

YG19B2-16 (3)
こちらはボトル対角の向こうが見えるほどに中段目一杯に蛹室作成。
蛹室も大きそうですしこちらも放置します。



ですが、こういうボトルばかりではありません。

次。
大きい蛹室を作れるだろうと2000ブローに入れた子です。

YG19C2-13
YG19C2-13 (1)

こちらは正面では何もわからず。

YG19C2-13 (2)

側面・底を見ても分かりません。

YG19C2-13 (3)

左側上部に僅かに蛹室を作成したような痕跡があります。
かなり上だし、対角に窓が確認できないのはまた蛹室が小さいのでは?

不安と興味が沸き上がってきます。

・・・

掘ってみましたw
(結局掘るんかぁ~い)

YG19C2-13 (4)

蛹室は全然小さくありませんでした(笑)

YG19C2-13 (5)

脚クロス・顎ズレ
蛹 27.8g

何とか羽化してほしいですがどうでしょうか・・・

次。
YG19B2-03
YG19B2-03
こちらはどこで何しているか分からないボトル。
時期を見て掘り出してみます。


今回記事に取り上げたのは全て3本で蛹化までもっていったボトルです。
4本目に投入したボトルもありますが、現時点では3本で触らずに放置したボトルのほうが我が家では良さそうに見えます。

2019年度の結果を見て、2020年度も試行錯誤して楽しもうと思います。

7月中旬~下旬の掘り出しになると思いますが楽しみでなりません(*´ω`*)


全てダメなら来年は全部掘りますw