[2020年度オオクワガタ能勢YG] 継承:16YG-H6
単純に3本目への経過記事を書こうと思ったのですが、書き始めたら少し内容が変わってきましたのでタイトルはこれにしました。
経過だけ見たい方は目次:2020年度3本目への交換経過へ飛んでください。
[2020年度オオクワガタ能勢YG]2020年度のライン構成おさらい
昨年、悩みに悩んで決めたライン構成。
いよいよ3本目への交換が始まりましたが、経過とともにライン構成のおさらいをしておきます
我が家の今季のラインは2年目ブリードにて大活躍大興奮させてくれたYG18A2ラインに全てをかけているライン構成ブリードです。
結果も形状も思い入れも特別な個体達です。
構成やプランといえば聞こえはいいですが、血量やクロスの掛け合わせ等ブリード理論に関しては無知ですし、我が家はなんとなくの直感ブリードです。
我が家の管理番号は種♂ごとにアルファベットを振りますが今季は、
A=YG18A2-28 87.5mm
B=YG18A2-15 87.5mm
C=補強ライン tamushin様18YGC1番 85.7mm
D=御本家ライン yasukong様1806 80.3mm
(D=80mm種親から特大を目指すという楽しみ方ライン)
という構成です。
2020年度にスタートしたライン数は9ライン。
御本家ラインの2ラインは別枠として、実は他7ライン全てにREGAさん16YG-H6の血が入っています。
しかも7ラインの内、6ラインはYG18A2ラインが入るというラインです。
=YG18A2ライン
=REGAさん16YG-H6
選ぶほど種親がいるわけではありませんでしたので限られてはいますし、自分で育て羽化させた個体達は自分が一番良く分かっていると思いますのでダメでも諦めがつきますから。
YG18A2-28
皆さんのTweetやブログを拝見すると、”体重が乗るライン”、”還元率の良いライン”、”羽化力のあるライン”等々の言葉を目にします。我が家の2020年度種親もラインを組むときに自分なりに考えたつもりです。
YG18A2-28
かっこいい(*´▽`*)
何よりフォルムが好き。
血統背景は上記の通りですが、
♂親の♂親はhinamaxさんの1405。
♀親の♂親はB団龍さんの1429。
♀親の♀親はGullさん1415。
この3代祖♂♀全てが複数頭の85UPが出ているスーパーラインです。
複数頭の大型個体が出るということはいわゆる”強い血”なのではと。
もちろんトップブリーダーの方々ですので技術も並大抵ではないと思いますが・・・
そんなラインから羽化してきたREGAさん16YG-H6もとてもかっこいい個体です。
すでに★になってしまっていますが、今でもブリードルームに飾られています。
そして、そんな血筋から羽化した我が家のYG18A2-28。
最終体重は3本目投入時37.3gからの羽化です。
このサイズ87.5mmは我が家のマイベスト。
そして、この個体から目指すマイベスト更新には3本目投入時37.3gを一つの目安にしています。
(もう1頭の87.5mmも同37.3gからの羽化です)
このラインからは87.5・87.5・87.0・86.3・86.1・85.8が羽化しています。
3代祖♂♀の血を引き継いで安定して大型が羽化してくるラインと読んだのも今季のこのライン構成にした決め手の一つです。
そして、このラインは40gUPが1頭も出ていないラインなんです。
最終体重最大が37.3g。
40gUPからの羽化は我が家にはまだ早いと思っていますし、考え方次第ですが昨年の40gUPからの不全連発を見ると、やはり我が家のマイベストを目指すには37~39gを揃えた方が現実味を帯びてきます。
(もちろん特大幼虫には大興奮するわけですがw)
幼虫が大きくなりすぎての不全も少なく、”羽化力”があるラインと思っています。
86.3mm・87.0mmに限っては3本目交換時33g台でしたし、いわゆる”乗る系”ではないと。
よって、この親を使ったラインから37.3gを超えてくれば、より一層マイベストへは近づくのではないかと。幼虫が大きくなりすぎての不全も少なく、”羽化力”があるラインと思っています。
86.3mm・87.0mmに限っては3本目交換時33g台でしたし、いわゆる”乗る系”ではないと。
え?
こういうのって大きいのが出たときに書くんじゃないの?
いえいえ、今です。
私の期待と不安と追い込みの表れです(笑)
とは言えポジティブシンキングですので、大きいのが出れば大興奮し大きいのが羽化するかも!?と考え、それなりの体重ならば狙い通りと考え、小さいのばかりなら失敗を考え来季に活かそうと考えますので、どういう経過でも楽しんだもん勝ちです( *´艸`)
まだ羽化もしてなければ3本目への交換も始まったばかりですがダラダラと・・・(;´Д`)
それでは3本目への交換経過です。
[2020年度オオクワガタ能勢YG]3本目への交換経過
1本目であまり体重を乗せれなかった個体も順調に伸びています。
現在まで40gUPは出ていません。
12/2現在 ♂13頭交換済。
今季の♂頭数はたぶん77頭です。
ズラッと13頭すべての写真を並べます。
幼虫を見ての良し悪しの判断はできませんので体重のみです。
体重順
YG20A2-07
この個体だけは早々に動いてしまい60日で交換した個体です。
21.5g→31.0g (9.5g増)
YG20C2-22
この個体は50日でのお試し交換。
22.0g→31.1g (9.1g増)
YG20A3-08
19.5g→33.0g (13.5g増)
YG20B1-13
24.9g→34.4g (9.5g増)
YG20D2-14
こちらは御本家ラインお試し交換
21.4g→34.7g (13.3g増)
YG20A4-22
19.3g→35.1g (15.8g増)
2本目へ交換時10g台からも35gを超えてきました。
YG20C2-26
23.2g→35.5g (12.3g増)
YG20A4-15
18.9g→35.6g (16.7g増)
ZS+お試し交換 こちらも10g台から。
YG20C2-01
30.1g→36.7g (6.6g増)
YG20A4-03
28.0g→37.3g(糞込みご了承) (9.3g増)
ココから種親♂87.5最終体重超え
YG20B1-04
28.2g→37.3g (9.1g増)
YG18A2 INラインからも。
YG20A4-06
23.9g→37.9g (14.0g増)
A4ラインは好調ですし追加で11頭採っていますので秋採れ幼虫にも注目です。
YG20C2-15
33.7g→39.9g (6.2g増)
現在までの最大幼虫です。
以上、13頭。
アベレージとしては35.3g。
昨年のアベレージ35.1gを超えています。
40gUPもいれば30g以下もいるバラつきがあるアベレージ35gよりも35g前後が複数いるアベレージ35gの方が期待してしまいます。(ポジティブシンキングw)
まだまだ始まったばかりですがどうなりますかね。
長くなりましたがこれからが交換本番!
今後の交換も楽しみで仕方ありません。
コメント
コメント一覧 (6)
今晩は!
いよいよ始まりましたね (^O^)
各ラインから良さげな幼虫たちが・・・・・
37~42gを量産できると期待できますね (#^.^#)
昨期より確実に底上げされた素晴らしい交換経過を楽しみにしています (*‘∀‘)
hiropapa01
がしました
大きい幼虫いて羨ましいです(☆∀☆)
hiropapa01
がしました
年々、サイズアップしていますね。
今回の記事の写真の幼虫、たらこみたいなピンク色みたいな感じに写っていませんか?
オガの色でしょうか?
菌糸瓶に『ZS』使用されているようなのですが、理由を教えていただけたら・・・と思います。
今、『CS』で育てているのですが、『ZS』ってどうなのかな?と思っています。
hiropapa01
がしました