【レオパ飼育】ウェットシェルターを自作してみる

ウェットシェルター





現在の飼育環境

我が家の現在の飼育環境は以前記事にした自作温室です。


その後も温湿度の様子をチェックしていますが、温度はサーモスタットでの調整でうまくいっています。

断熱材が仕込んであることに加え、前面にアクリル板を設置したことにより湿度も保てるようになりました。
前面アクリル板設置後は結露も凄かったですが、現在は下部の隙間を調整し様子を見ています。
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ケージはレプタイルボックスに統一。
シェルターはスドーのウェットシェルター(M)を使用しています。
ケージの中にはシェルター・水入れ・温湿度計のみです。




床材にはキッチンペーパーを使用しています。
メンテは楽ですし、コストもそんなにかかりませんし、現在まで生体に問題は出ていませんので我が家ではこれが定番になりました。


他にもデザートソイルを使用した環境も試していますが、それぞれ一長一短。
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湿度は保ちやすいですし、糞はつまんで捨てるだけで済みますし、見栄えも悪くありませんね。


ウェットシェルターに関しては、キッチンペーパー管理の湿度管理にはなくてはいけないものかと思いますが、自作をすればコスト的にも衛生的にも良いのでは?と、爬虫類飼育者さんの色々な自作シェルターを拝見し自作してみました。

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ちょっと小さかったみたいですね・・・(;´Д`)
シェルター自体も出入り口も小さかったようで、すぐさま元に戻しました。
自作には失敗もつきものですw



ウェットシェルター自作してみる

以前の失敗を踏まえ(笑)
少し大きめのタッパーを買ってきてみました。
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底面積は大きいけど背の低いもの。
底面積はウェットシェルター同等の背の高いもの。
湿度を保つために中にはスポンジを敷こうと思っていることや、レプタイルボックスへの収まりを考え右の1000mlのタッパーを採用しました。




では、加工していきます。
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まずは出入り口。
前回よりも少し大きく、Φ46mm程度で開けてみました。
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生体に傷がつかないように穿孔部は少しバリ取りをしました。
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中にスポンジを敷き水を含ませます。
水量は様子を見ながら調整していこうと思いますが、かなり吸水してくれますので良さそうです。
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並べるとこんな感じ。
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湿度がどの程度上がっているのか様子を見るために温湿度計を中に入れてみました。
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ケージ内は50~60%、シェルター中は湿度80~90%と湿度を高く保てています。
スドーのウェットシェルターも内部は80%位ですので同等の湿度を保てそうです。
中と外で差ができれば自分で好きなところで休んでくれそうですので良さそうですね。

中の子は体重約60g。
出入り口の大きさも中の広さも問題なさそうです。
バリは取りましたが、万が一お腹を擦ると大変!とスポンジを少し高くしましたので出入りも大丈夫そうです。

素焼きのものもいいのですが、タッパーであればヌメリも出にくいでしょうし洗うのも簡単。
底があることによりキッチンペーパーがビチャビチャになることもありませんし清潔に保てそうです。
そしてなにより低コスト。

透明なタッパーを選んでしまったので明かりが遮断されないのがどうなのか・・・
暗いところの方が落ち着いてくれそうですよね。
様子を見て透明ではないタッパーでも作ってみます。


いくらお嬢様も気に入ってくれた様子(*´ω`*)
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雲丹君も気に入ってくれた様子(使い方違うけどw)
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自然を再現したレイアウトで飼育を楽しむのも好きですが、このようなシンプルレイアウトも好きです。
メリットはマットによる雑虫の発生は皆無ですし、生体も見やすく、日常管理もしやすい事でしょうか。


とりあえずみんな中で休んでくれましたので、様子を見ながら使用していこうと思います(*´ω`*)