【レオパ飼育】たまご。卵。タマゴ。
(孵卵環境を考える)

ここ最近、レオパの卵の事ばかり考えています。
とりとめのない記事になりましたが、それが当ブログですので書き残しておきます。
卵の経過
1stクラッチの子がハッチしてからしばらく経過しました。
今頃は2ndクラッチ・3thクラッチの子のハッチ記事を書いている予定でしたが・・・
なかなかうまくいきません・・・

1stクラッチの卵とほぼ同じ管理でしたので順調にいくかと思っていました。
しかし、2ndクラッチ・3thクラッチともに発生が止まりました。
クラッチ直後のキャンドリングでは有精卵だったはずですが、卵は大きくなるが発生が止まり凹む。
気分も凹む。
これは2ndクラッチ56日目の写真。

すでに56日経過していましたが、パッと見る限り綺麗ですし60日までは諦めずに管理しようと待っていましたが、ハッチしてくることはありませんでした。
61日経過した卵がこの写真です。
(上下逆に撮影してしまったので上の写真とは左右が逆になっています)

手に取ってみると、下側はベコベコに凹んでしまっていました。
裏側が凹むと、ぱっと見ではわかりませんね・・・
キャンドリングしてもいまいちよく分かりませんでしたので、今後の知識と経験の為にもと卵を切開してみましたが成長している様子はありませんでした。
3thクラッチ目の卵に関しては、違う方法も試してみようとエッグトレーで管理していましたがこちらも凹みダメでした・・・
4thクラッチの卵は4/23で45日になりますが・・・(記事UP現在40日経過)

すでに右の卵が凹んできています・・・(泣)
孵卵環境を考える
1stクラッチの子がハッチしてくれたので卵管理は悪くはないと思っていましたが、連続してダメにしてしまったことで卵管理環境について見直してみています。頑張って産んでくれた卵。孵してあげたい。
卵の管理は冷温庫で行っています。

庫内温度は30℃前後、湿度は80~90%を維持しています。
本やネットで色々な情報を目にしましたが、どれも高湿度を維持することが書かれています。
また、卵に直接の水滴(霧吹きや結露)は厳禁とも。
以前管理していたワインクーラーにヒーターでの加温では結露がもの凄かったのですが、同じ孵卵床でも冷温庫に変更してからは一切結露しなくなりました。
微風ながらもファンによる空気循環があることや、扉の開け閉めをしてもヒーター加温よりもペルチェ素子加温の方が素早く温度が戻ることからだと思いますが、以前よりも環境は良くなっていると思います。
以前の管理では結露がもの凄く、孵卵床の過加水を疑っていましたが冷温庫に変更して結露がなくなった事、卵が凹んだ事により逆に湿度不足なのでは?と疑うようになりました。
現在まではバーミキュライトに水を重量比1:1にて加水をしていましたが、
・以前の環境ではファンもなく結露をしていたが湿度は高湿度を維持できていた→ハッチしてくれた。
・現在の環境では結露をしていないが逆に湿度が下がりやすい環境になっている。
と、現状を推測しました。
もちろん、どちらの環境でも温湿度計で数値はチェックし湿度80%以上を保っています。
今回の事から孵卵材に含ませる水分量も環境によって管理状態の違いが出るのでもう少し環境観察をする必要がありそうです。
また、卵も成長していくことから水分や呼吸できる環境が大事だと書かれています。
卵が孵るまでにどれだけの空気量が必要かは分かりませんが、保管容器には穴をあける方が無難ですね。
通気孔の大きさも”結露しないが乾燥しない程度”の穴が良いかと思いますので、現在の我が家の通気孔は大きすぎるような気がしますので変更します。
湿度や水分に関してはエッグトレーで管理しても孵るということは孵卵床から直接水分を吸収するのではなく、空気中の水分を吸収していると予測できます。
エッグトレーにも孵卵材を入れるのは湿度を保つためですね。
水でもいいのかもしれませんが、取り扱い時に卵にかかってしまうリスク等を考えると水苔等がベストなのかもしれません。
と、すると、極論、高湿度の環境が作れれば孵卵床はいらない?ことになりますね。(そんなの作れませんし怖くてやりませんけど)
孵卵材についても、皆さんのものを拝見するとバーミキュライト・水苔・ヤシガラ・パーライト等々、様々なものが使われていますが我が家は一番成功例が多そうなバーミキュライトを選択しました。
しかし、一言にバーミキュライトといっても違いが多少なりともあります。

粒子の大きさに違いがありますが、どれがベストなのか?使用して比べてみなければ分かりませんね。
卵の呼吸を考えて通気性を考慮すると粒子が大きい方が良さそうな気もしますが、湿度維持にはどうなのか?
また、卵を孵卵床に埋め込むことを推奨している記事も見かけましたが、卵の呼吸やエッグトレーでの孵化を考えると埋め込む必要があるのか?(転卵防止としては必要かと思いますが)
他にも、まだ実際に卵は管理してみてはいませんが、高吸水性樹脂やパーライトなども加水し保管容器にいれて様子を見てみています。


空間湿度と容器内湿度。
容器内湿度を保つための容器通気孔の大きさと孔数。
孵卵床の種類と含水量。
以前までは過加水を疑って心配していましたが、色々色々と考えると”結露しない超多湿気味のエッグトレー”これがベストのような気もしますが経験値がなさ過ぎて判断できませんね(汗)
他にも、
クワガタ飼育でもそうですが、ラインによる違いはどうなのか?
クワガタで言えば、いわゆる羽化力のあるラインというものがあると思っています。
同環境でもあるラインは大きさにかかわらず羽化不全が多発する。あるラインはほとんどの個体が完品で羽化してくる。
そういったことのようにレオパブリードにおいてもインブリードの弊害等、奇形やハッチ率等があるかと思います。
我が家の場合、まだ1ラインのみですので管理が悪いのか?弱いラインなのか?の判断がまだできません。
ここら辺は判断する知識と経験を積んでいかなくてはいけませんね。
あれやこれやとダラダラと悩んでいる事を書きましたが・・・
まだ1頭しかハッチさせていない我が家があれこれと色々考えすぎな気もしますが、様々なことを経験しベストを見つけていければと思います。
クワガタ飼育同様、こうすればこうなるだろうと予測を立てれるくらいの経験値を身に付け、"触らない"。これがベストかと思います。
とにかく。
とにかく無事に孵化してほしい。

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