2021年度オオクワガタ能勢YG産卵セット割出し完了


全割出し完了 (1)





1発勝負!!
と、始めた産卵セットでしたが・・・


ダラダラと粘りました(笑)




2021年度ピンクラベル

種親♂ごとにラインカラーを付けて管理している我が家のラベルですが、ピンクラベルは毎年御本家yasukongさんライン。

今年はyasukongさんからお譲り頂いた個体からの羽化個体ラインがピンクラベルです。
C1ライン

♀親はNagiさんよりお譲り頂いたBIGMAMA(yasukong氏1709×1716)。

前回記事でUPした通り、快調に産んでくれた20数個の卵は全て無精卵・・・
YG21C1

YG21C1 (2)
一応、卵は保管していましたがやはりダメでした・・・

1発勝負と言いながら即再ペアリングを行いましたw
割出し(5/15)から休ませることなく、5/16~5/18の3日間の再ペアリングを実施。

5/19より再セットを組みました。
1回目のセットの勢いそのまま、投入後はすぐさま齧り始め・・・
C1ライン (1)
材は少し柔らかめでしたが悪くはなさそう。
セット期間は11日間。
もう少し産んでもらおうとも思いましたが、投入時期が大きくズレてきそうでしたので解除しました。

産卵痕は確認していましたが、しっかりした卵を確認できるとホッとしますね。
C1ライン (2)
どれも良さそうな卵で一安心です。
19卵確保。

Nagiさん採れたよー!!!(2回目)


C1ライン産卵データ
まだ孵化は確認していませんが、おそらく大丈夫でしょう。
Nagiさんからの種親♀は私の管理ミスで顎を欠けさせてしまったにもかかわらず頑張ってくれました(*´ω`*)
Nagi氏1909






1番ラインとお楽しみライン


最初のセットでは材を齧らず、すぐに材の入替えを行った2021年度1番ラインは・・・

YG21A1ライン
種♂ 85.3mm YG19A2-16
種♀ 56.0mm YG19B2-17
A1ライン (1)

A1ライン (2)

その後も順調に産み続け19卵確保です。
こちらもまだ孵化確認はしていませんがおそらく大丈夫でしょう。

種親♂ YG19A2-16  85.3mm
YG19A2-16 (3)
好きな形状で残した自己ブリラインですので、形状を引き継いだ87~88mmを見てみたい。
(90mmを目指すなんて私にはまだ言えない・・・)
楽しんでみます。




そして、こちらも1本目を全く齧らず材を入替えたライン。

YG21F1ライン
種♂ 90.0mmB YG19C2-05
種♀ 49.0mm YG20D1-17早期
F1ライン (1)

F1ライン (2)

早期♀はなかなか難しいですね。
なんとか10卵採れましたが微妙な卵の為、要観察です。
孵化しなければこのラインも欠番とします。


産卵セットまとめと孵化状況

ということで、2021年度能勢YGブリードの産卵セットを終了させました。
早期♀のコンデション作りや、材選定確保と色々と躓きましたが何とか117卵確保しました。
1発勝負と言いながら悪あがきしましたね。(笑)

2021産卵まとめ
産卵下手の我が家ではやはり多め多めに組んでおくのが安心ですw

今季のスムーズにいかなかった原因はある程度分かっていますので、来季は早めに準備し万全で臨みたいところです。


ラインごとの産卵数と現在までの孵化数まとめ
2021ブリードライン


現在3ラインから49頭孵化。
3ラインでまだ孵化を確認できていませんが、F1ライン以外は大丈夫かと思います。
ダメになる卵もあるかと思いますが8割の卵が孵ってくれれば94頭。
とりあえずは今季予定数100頭前後は確保できそうです。

昨年よりも70頭程度少ない管理数になりますので、スケジュール的にもスペース的にも我が家にはちょうどいい飼育数でブリードを楽しめそうです。







2021年度ブリードライン


まだ孵化が終わってませんが、今季のブリードラインです。
今年もバラエティに富んだラインで楽しむことができそうです。
我が家の100頭前後のブリードにしては自己ブリライン・補強ライン・御本家ライン・80mm種親から特大を目指すライン・お楽しみラインと最高に楽しめる状況です。
今季はこの6ラインで臨みます。

2021ブリードライン.

A1ラインは自己ブリライン。
好きな形状、そして思い入れもあるだけに活躍してほしいですね。
アトムさん1703や我が家の875の親REGAさん16YG-H6の血も入るラインですので安定してくれるのではないかと期待しています。

B1ラインは補強ライン。
種♂はアトムさんより幼虫補強させて頂いたラインの羽化個体。種♀はM’sさん1909。
どちらも血は超優秀ですからポテンシャル抜群のラインです。
それなりの数も採れていますし、爆発してくれることを期待します。

C1ラインは御本家ライン。
種♂はyasukongさんより補強させて頂いた885系ラインからの羽化個体87.0mm。
種♀はNagiさんよりお譲り頂いた御本家ライン特大♀(1709×1716)。
種♂YG19C2ラインは同腹45.5g・42.1gと乗るラインでしたし、Nagiさん1901の種親は早期で86.5mmという訳分からないラインの58.2mm特大♀。
何か起こしてくれるのではないでしょうか。

D1ラインは今年の80mm種親から特大を目指すライン。
今季はM’sさん1909の80mm種♂。
同腹89.7mmの80mm種親にアトムさん1905(54.0mm)という超豪華♀ですから今年も80mm種親から特大を目指すには十分すぎるラインです。
今季も楽しむことができそうです。


F1・F2ラインは思い付きで組んだお楽しみライン。
種親♂はYG19C2ライン45.5gからの重度不全90.0mmB。
重度不全ですがペアリング時期に元気いっぱいでしたのでやってみる事に。
こちらは2019年度の80mm種親から特大を目指すラインの羽化個体です。
80mm種親から90mmB、そして90mmBから完品90mmが羽化したら最高の楽しみ方じゃないですか。
*F2ラインは補強依頼の為、追加セット継続中。



色々な角度から楽しむ事が出来そうなライン構成にテンションが上がってきました(*´ω`*)
まずは孵化確認ができていないラインの孵化を願うばかりですが、今季は飼育数減により少し余裕もできそうですし1本目投入もしっかり準備していこうと思います。



エンジョイ!!!
オオクワブリード!!!!