2022年度オオクワガタ能勢YG2022年度ブリードのスタート


2022年度スタート




あっという間に4月になりました。

2021年度のクライマックスと2022年度のスタートが重なるこれからの時期。

1年で1番忙しく楽しい季節になりました。

2021年度ブリードは我が家も静かに昇温を始めています。






いよいよ始まる2022年度ブリード準備


2022年度ブリードのスタートに向けても用品の準備は整いました。
毎年苦手な産卵セットですが、今年も同じような産卵セットで臨みます。

マットは定番の特選マット。
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材は少し硬めですが、少し柔らかめも欲しかったと今さら悩んでいます。
材 (1)


昨年と違うのは自作植菌材を試してみる事くらいでしょうか。
植菌材3



仕込みから1ヵ月~2か月経っていますが、開けてみての出来が気になるところです。
昨年まではニクウスバ材とホダ木、今年は自作カワラ材とホダ木で臨みます。
仕込みから今までカビの発生なく仕込めていますので期待したいと思います。

材は1本で組む予定(小ケース)ですのでダメと判断した際にはどんどん材を変える予定です。
とはいえ、毎年苦手な産卵セットですので採れないラインが出てくるかとは思いますが…

とにかく産んでもらわないとスタートできませんので一番大事なステージですね。




爆産祈願ペアリングスタート


そんなこんなで、あっという間にペアリング時期。
4月3日よりスケジュール通りペアリングをスタートしました。




以前は全ペアでハンドペアリングを実施していましたが昨年からはハンドペアリングはほぼやっていません。

(写真用に1ペア試しましたが、やはり成立せず・・・・)
IMG_4435

数も数ですので、ジャンジャン同居ケースに投入しました。

ペアリングは例年通り小ケースにエサ皿です。
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毎年♂は顎縛りをしていますが、今年も例年通り縛らせてもらいました。
事故はあまりないと思いますが、補強させて頂いた♀の代わりはいませんので念には念を…

今年も5日間・3日間の2サイクルを予定しています。

投入翌日にソーっと様子を見るも、まぁ静かなもんです…
先行き不安…

♀のコンデションが上がっていないような気がしますが、今さらどうにもならないので祈るばかりです。

我が家の場合、種親のコンデション調整、ペアリング・産卵セットに向けての調整は本当に難しく感じます。






2022年度オオクワガタ能勢YG2022年度組み合わせ確定


1月に記事もUPした組み合わせ構想ですが、その後は深く考えることもなくw
気が付けばペアリングシーズンになっていましたので以前の記事よりほぼほぼ変えていません。





YG22D2ライン♀のみ、21年度ブリードで経過の良いYG21A1早期♀に変更してあります。
2022年度組み合わせ

18ライン全て取れればキャパオーバーですので、途中経過で採れ過ぎた場合は中止するラインもあるかもしれませんが、我が家に限ってそんなことはありませんので…
7割弱で12ライン×平均15頭=180頭。
そんな規模でブリードできればと思います。

今季は余裕がなく、『80mm種親から特大を目指すライン』はありません。

お楽しみ(試行錯誤ライン)は2つ。

一つは我が家の代表個体87.5mm(YG18A2ライン)からのインライン個体86.6mmがどんなポテンシャルを秘めているか?(YG22G1ライン)
相手は21年度早期♀(50g幼虫同腹)を当てています。
YG18A2ラインは決して体重がガツンと乗るラインではないかと思いますので、体重が乗るライン♀(YG21B1ライン)を当てたらどうなるのか?楽しみです。

二つ目は初めて2年目の♂種親を使ったライン。(YG22H1ライン)
50g幼虫の種親♂ですが、こちらには我が家の20年度1番ライン♀を当てています。
こちらもどうなるのか?楽しみです。



2022年度もエンジョイ!
オオクワブリード!!