2022年度オオクワガタ能勢YG産卵セット開始


産卵セット開始





ペアリング完了




長かったペアリングも完了しました。


全て産卵セットを組むかどうかは別として、仮組していた18♀全てをペアリングしました。

2022年度組み合わせ

ペアリングでは管理ケースからの個体の移動がありますからココでの取違いは絶対にあってはなりません。
間違いをなくすためにも我が家はラベル管理と共に、別シートにてチェックしながら行っています。
ペアリング完了

セット期間のラベル記載日時は多少変更がありますので後日新しい物に貼り換えます。

ペアリング期間は5日間同居だけでもいいと思いつつ、念には念をと今年も5日+3日の2サイクルのペアリングを行いました。
18♀を2サイクルですのでまぁ時間がかかりますね…

全♂顎縛りでのペアリングですので事故はありません。
ペアリング中の様子もゼリー交換をしながら見ていましたが、仲良くエサ皿の下にいるペアもいれば♀が完全に違う場所に隠れているものまで様々。
数も数ですので事務的に淡々と行いました…
ダメでも一発勝負です。
(補強♀から採れなければ再ペアリング予定)






ペアリングと同時進行で一時保管用プリカ詰めも完了しました。
プリカ詰

今年も120プリカです。

プリカ詰4

トータル300ケ程度用意しました。
(我が家のブリードキャパは120頭w)

順調に回ったようですのであとは採るだけです。




自作植菌材の状態


今年の産卵材には自作植菌材を使ってみようと仕込んでいました。


お試し産卵にて自作植菌材での産卵は確認できていますが、仕込んでからさらに日時が経っていますので現在の状態がどうなっているか気になるところです。




1月29日に仕込んだ植菌材です。
確認日は5月5日ですので97日(約3か月)経過していることになります。
菌の劣化は始まっているように見えます。
1.29仕込み材

こちらは3月8日に仕込んだ材。
仕込みから59日(約2か月)経過。
見た目は2か月も3か月もあまり変わらないように見えます。
3.8仕込み材

見様見真似で色々試しながら仕込んでみましたが、何よりカビの発生なく仕込めたのは経験として良い収穫になりました。
肝心の中身(材)の状態がどうなのか?気になるところです。
使い物にならなければ意味がありませんからね。



菌を剥いでみました。
1.29仕込み材 (2)
悪くなさそうに見えます。
硬さもほとんどの材がほぼほぼ私好みな感じ。

細めの材や柔らかめの材も比較用にと仕込んでいましたが、柔らかめの材は予想通りベチャベチャに…
使い物になるようなものではありませんでした。
やはり植菌材には少し硬めの材を使用するのが鉄則ですね。

材の硬さに関しては、3か月寝かせると、使えるレベルではありますが少し柔らかくなり始めかな?という感じ(個人的感覚)。
私の感覚で選別した材で、我が家のやり方での仕込みなら2か月~2か月半前の仕込みがベストな気がしています。
8㎝程度の材から12㎝程度の材まで仕込んでみましたが、この太さの違いはほぼありませんでした。

樹皮を剥いで仕込んだ物、樹皮付きのまま仕込んだ物も比較しましたがあまり違いは感じられず。
樹皮を剥ぐという手間を先にやるか後にやるかの違いかと思います。

合間で少しづつ準備ができるというところはメリットかと思いますので、我が家は材を早めに確保→選別→乾燥状態での樹皮剥ぎ→植菌→使用。という流れが良さそうかなぁ・・・

植菌材3

この材が使えるようであれば来年も仕込んでみようと思っています。
菌種を変えての比較もしてみたいところです。

植菌材を使用しての産卵促進スタートダッシュが見れれば大成功ですが…





産卵セット開始


という事で、第一陣の産卵セットは全て自作植菌材で組んでみました。

植菌材2

いつも通りの小ケースに材1本の転がしセットです。

産卵セット

我が家では卵採りですのでマットで埋めない方が管理がしやすいです。
気になって3日程度で産卵確認をするのは自分がよく分かっていますのでw
マットで埋めると手間が増えます…

産卵セット3

芯が大きめの材もありますがまぁ大丈夫でしょう…
材よりも♀のコンディションが気になります。

バリバリ産んでくれたら嬉しいのですが…
産卵セット4
♀を投入し、明るく見えるところに置いてます(笑)。
(いつも何か変わったこともしてみたくなってしまいますので…w)




セット投入前には♀の様子(ゼリーの喰い)を確認していますが、早期♀は壊滅的なような気がしています…
この状態でセットに投入しても材の下に隠れて休むだけでしょう…(投入するけど)

これだけの数の♀を一斉に投入してしまうと割出しも一斉にしなくてはいけなくなりますので2週間に分けて投入しようと思って…いました…
が、G.W.に時間ができたこともあり5月5日~7日の間に18♀全て投入しましたw
ラインを減らすことも検討していましたが、どのラインを減らすのか決めきれませんし、産卵下手な我が家ですのでまずは採ることを優先に18セット。


産卵セット投入から9時間経過。
産卵セット2
状態の良い♀はスタートダッシュを決めてくれているようです。

投入から一目散に齧り始めた♀も。
明るく見られていてもお構いなしです。
産卵セット5

自作植菌材の感触は悪くなさそうですので期待したいところです。
早期♀はすでに半分諦めていますが、どうなることか…

まずはしっかり産んでもらわなければ始まりませんので、注意深く観察していこうと思います。



NLB参戦

私事ではありますが、2022年度NLBに参加させて頂くことにしました。
NLBとは久留米限定バトルの能勢版です。
詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。




競争は好きではありませんので最後の最後まで参加するか悩みましたが、オオクワブリードもいつまで続けられるか分かりませんし参加できるうちにと。
参加するからには順位が付くわけですが、我が家はいつも通りブリードを楽しみ、結果を報告するまでです。

KLB・NLBのようなイベントはクワガタ業界に賑わいが出ますし、魅力を伝えるものとしても素晴らしい企画かと思います。

事務局の皆様、参加される皆様、よろしくお願い致します。


2022年度も。
エンジョイ!!
オオクワブリード!!!