~持腹ブリード羽化報告~持腹羽化

持腹羽化







オオクワガタ採集大興奮の2021夏!

2021年夏。



初めての灯火採集にて興奮最大級で手にしたオオクワガタ採集個体。

IMG_6995~photo (2)

それはそれは大興奮でした。
今でもあの瞬間は忘れません。

思い出に残る個体がまた1頭増え、この個体の子を見てみたい!とすぐさま持腹に期待して産卵セットを組みました。

産卵セットからは見事に9幼虫GET。

IMG_6970~photo (2)

と、ここまでは記事にしていましたがその後のブリード経過は一切記事にできていませんでしたので、いきなりの羽化報告です。

採集個体種親は今年7月に★になってしまいましたが、しっかり標本として残そうと展足し乾燥中です。
部屋に飾ってあるといつでもあの興奮が蘇ります。
展足




美形個体に出会えるか!?持腹ブリード

産卵セットは8月。
割出しは9月と遅い時期の産卵セットになりました。

結果9頭の幼虫が採れ始まったブリードですが、いくつもの温度帯を持っているわけではない我が家ではすぐに冬温度→そのまま羽化となりましたので短期間(約9ヵ月)での羽化になっています。

メインブリード能勢YGの2本目交換後に1本目になったことからもYGの余り菌糸ボトルで飼育している個体も多くなりました。
菌糸ボトルに統一感はなく、色々な菌糸に投入していましたが一切問題なかったようです。

1本目は10月、2本目は1月、3月に羽化ボトルに投入し6月下旬~7月上旬にはほぼ全ての個体が羽化しています。

幼虫時♂最大体重は22.9g。
大きさは求めていませんが、美形でカッコいい個体が羽化してくれればととても楽しみにしていました。

♂個体はほとんどの個体を蛹で掘り出し人工蛹室で羽化させています。 


持腹蛹

持腹蛹1


大型血統に慣れ過ぎたためか、羽化不全をしないか…心配していましたが全く問題なく全頭完品羽化してきています。
羽化がもの凄く上手ですね。
持腹羽化

人工蛹室移動後も完全放置でしたが綺麗に、簡単に羽化してきます。
持腹羽化(2)

羽化した時点ですでに綺麗。
オオクワガタらしいオオクワガタに見えます(´艸`*)




羽化報告

それでは2021年度持腹個体のブリード結果です。
9頭しかいませんので全頭の写真をUPします。
(1頭はまだ全蛹か蛹)

全て完品。
とても綺麗な個体ばかりで、羽化後も手に乗せ眺めて楽しんでいます。

♂個体は75mmUPが2頭羽化してくれています。



FW2101 ♀-45.5mm
FW2101



FW2102 ♂-75.0mm
FW2102 (2)

FW2102 (3)

FW2102ラベル



FW2103 ♂-75.1mm
FW2103 (1)

この個体が♂最大個体になります。
FW2103 (2)

FW2103ラベル



FW2104 ♂-69.9mm
FW2104 (1)

FW2104 (2)



FW2105 ♀-45.0mm
FW2105



FW2107 ♀-48.2mm
FW2107 (1)
♀の最大個体はこの個体。

FW2107 (2)

FW2107ラベル



FW2108 ♂-71.0mm
FW2108 (3)

FW2108 (2)



FW2109 ♂-71.0mm
FW2109 (2)

FW2109 (1)


1頭だけまだおそらく前蛹もしくは蛹で掘り出していませんが、それ以外は全て綺麗に羽化してくれました。
あの感動からの累代個体。
綺麗な個体達に大満足のブリードとなりました。

今年も運よく♀を手にすることができましたので、大型血統と合わせてこちらも細々楽しんでいければと思っています。



エンジョイ!!
オオクワブリード!!