2022年度オオクワガタ能勢YG2本目への交換開始
皆さんのTwitterやブログを拝見すると、2本目への交換も始まり大きな幼虫がズラリと…
我が家は…

2021年度の羽化も落ち着き、毎日少しづつ2022年度幼虫の2本目への交換を始めました。
始めました。
始めました。
始めました。
・・・・
やらかしてます。
え、えぇ・・・
2本目ボトルを不眠不休で詰めること77ブロック。
仕上がりは完璧。

過去最大頭数で臨んだ2022年度ブリード。
過去最大にやらかしてます。
現在70本交換済ですが…(9月14日現在)
交換前には食い上がっているボトルはないか?1本目の状態を良く観察していました…

例年とはチョット様子が異なります…
何というか…胸騒ぎ…
嫌な予感しかしない。
毎年我が家は食痕があまり出ませんが、それでも良く観察すると食っている事は確認できるボトルはあるのですが・・・
今年はそれがありません。
いつものペースであれば数頭は交換2週間ほど前から明らかに食い上がっている様子のボトルもチラホラ見かけ、早めに交換を開始するボトルがあるのですが…
一切ない。
少し様子がおかしいな…と感じつつ交換を始めています。
2本目への交換時の目標体重は25g〜30g。
30g前後が出てくれればベストと思っていましたが…
…

おそらく全て♂です…
1本目への投入記事でこんなことを書いていました・・・

・・・・
とはいえ、きっと大丈夫。
大丈夫。と自分に言い聞かせ交換を続けました。

えっと…
おそらく全て♂です。
(右側の子なんて3令に加齢真っ最中…)
やらかしてます。
毎年数本交換すると、傾向というか手応えというか感じますよね。
数本で感じました。
やらかしてます。
その後も10g以下の♂が大量。
大きくても15g前後です。
雌雄判別を間違えてる幼虫も多くありそうです…
菌糸ボトルの状態…
とても良いと言える状態ではありません。
それでも…それでも…出てきてくれるのではないか?
そんな淡い期待を抱きつつ毎日数本づつ交換を進めていますが…
やらかしてます。
(20gなんて超巨大に見えるくらいにです…)
大興奮だった2020年度ブリード。
この個体達からならばと過去最大頭数で臨んでいる2022年度に。
はい。皆さんご一緒に。
やらかしてます。
30数本交換した頃でしょうか。
それは確信に変わり、掘っても掘っても10g。
もうどうしようもない状況に情緒不安定ですw
どうしてもたまに出ちゃうよね。育たたない子。ってレベルではありません。
9割。
原因を探ります。
昨年と同じ菌糸。
昨年と同じ詰め方。
しっかり回って美味しそうだった。
昨年と同じ温度管理。
全てのラインが同じ状況ですので組み合わせや種親の差ではない…
違うのは…

思い当たるところがこれしかありません。
温度に関しては、データロガーのデータを抽出し昨年の温度と比較をしました。
データロガーはいつものボトル置き場の通常管理棚にしかありませんが、データを比較すると昨年との温度の違いはほぼなし。
逆に通常管理棚は温度差がない事に驚くくらいのデータが出ていました。
予備スペースの温度は若干低いことは分かっていましたし、少なからずの対策はしていたつもりですが甘かった…
やらかしてます。
これは完全に管理不足。
過去最大幼虫を記録した2021年度の羽化ボトルを動かしたくない。
そう思い、2022年度の1本目は予備スペースに…これがいけなかった。
通常管理棚に移動させたのは1本目投入から2か月程度経った8月でしょうか…
今さらどうにもなることではありませんが、悔しいですね。
何より種親を補強させて頂いたブリーダーさんに申し訳なくて仕方がない…
もうぅ…もうっ…
たった1m、僅か1mしか通常管理棚と予備棚は離れていません。
その1mが…
9月14日現在、♂ボトルを40本交換しAve.が20gを超えていません。
というか、20gを超えた♂幼虫が15頭しかいません…
9月14日現在 72本交換
★×8頭
不明×1頭
♂×40頭 Ave.17.5g
♀×23頭 Ave.14.0g
(♂25gUP×5頭…)
おそらく過去最低の経過です。
あまりに喰っていないのでこのまま交換せずにもう1か月…なんてことも考えましたが、ボトルは準備してしまっていますし、喰っていないボトルでもすべて交換してしまうことにしました。
2本目で少しでも伸びてくれるのか?
うまく羽化までいけるのか?
もうそれすらも分かりませんが、先日UPした記事の後伸びの結果…
2022年度始まったばかりですが、いい勉強になりました。
もう同じ間違いは二度としないでしょう…
いつものボトル置き場所は何度も何度も温度を測り試行錯誤した置き場所。
とりあえず~なんて置いた予備スペースとはほんの少ししかズレていませんが、結果は大きく違いました。
予備棚の温度も確認はしていましたが、それ以上に風も通り温度が下がりこういう結果になっているのではないかと結論付けています。
とは言え、勝手にそう思っているだけで本当の原因はもっと違うところにあるのかもしれませんが…
今はそうとしか考えられません。
だって…7割の♂が20g以下ですよ…

2令…(何頭かいます…)
雌雄判別って…
とにかく今さらどうにもなることではありませんので、今後の進め方を考えています。
羽化時期を遅らせ、ここから少しでも食べてもらうようにするのか?
今まで通り管理してみて3本目への交換で様子をみるか?
温度はどうするか?
成長させる期間にしっかりと成長をさせてあげれなかった。
幼虫たちに本当に申し訳ない事をしました。
ここからどうなるのかは全くわかりませんが、責任をもって最後まで育て上げます。
毎回ワクワクしていたボトル交換。
食痕が!とか、劣化が!とかいう次元の話ではありませんので、もう関係なく今はただ淡々と90日を過ぎたボトルを交換しています。
こんなに事務的にこなしていくのは初めてです…
今はとにかく自分の気持ちを前に向かせる事に必死です…w
来年、羽化結果と共に【1本目を低温管理したらどうなるか?】の記事でも書きましょう。
せっかくですので色々と試してみようかと思っています。
来年以降の事も少し考えました。
これ・・・
1本目は必ず定位置に置くことにすると…
毎年、羽化ボトルを移動しなくては1本目は置く場所がない事になります。
小スペース・キャパオーバーブリードの弊害。
管理頭数を50頭程度にすればいいかもしれませんね。
さて…
どうしよう…
それと…
そんな中で出てきたこの子は何者なの?w

2022年度2本目への交換。
現在までの唯一の30gUP幼虫です。
エ…エ…エンジョイ!
オオクワブリード!!!
コメント
コメント一覧 (2)
やっちゃいましたか ( ゚Д゚)
例年とは違う羽化までのアプローチで
スキルの幅が更に拡がりますね (`・ω・´)b
hiropapa01
が
しました