2022年度オオクワガタ能勢YG2本目への交換完了


2本目への交換完了







大失敗?のスタート

前回記事で経過を記事にしましたが、やはり原因は冷気で間違いないかと思っています。
初歩的ミス。
趣味のエンジョイブリーダーと言えど、生き物を飼育する上で失格ですね…




それはそれは落ち込みました(現在進行形… )
何とか気持ちを前に。
前回記事後もただただ淡々と交換を進めました。
乾燥してしまっているボトルも多く、その後も状況はあまり変わっていません。
例年のように、喰いあがりが!とか、劣化が!とか…ボトルを見て♂♀判別しながら!とか一切ありません。
えぇ…ほぼ食痕すら無いんですから。
手あたり次第…という感じです。

外見からは何も判断できませんし、掘ってみると乾燥しているボトルもあることから全てのボトルを2本目へさっさと交換することにしました。

たま〜に出てくる30gUPにビックリし焦ります(笑)
IMG_6084

YG22B1-05
こんなボトルから33gUPは出ますし…

似たようなボトル、上記32g幼虫と同ラインから
YG22F1-04
こんな子が出たりしますので、もう、ホント手あたり次第交換しました。

全222頭。
交換完了です。

過酷な環境にも♀は動じないのか?
特大こそいないものの、それなりに育っているようです。
YG22C2-20
え?♀だよね?
え?え?

と全ボトルこんな感じの交換です。(笑)

とはいえ、数頭ですが期待してもいいかな?という幼虫も出てくれていますのでとにかく2本目で伸びてくれる事を願うばかりです。
2022年度2本目への交換

大失敗?なんて見出しを付けましたが、まだ2本目への交換。
これが失敗だったかを決めるのはまだ早いと気持ちを切り替えています。
例年とは違った1本目のアプローチをしてみただけだと超ポジティブシンキング発動です。
とにかく2本目で大きく伸びてくれる事を祈ります。



2本目の管理…

今年はとにかく2本目が勝負であることには間違いありませんので冬温度までの管理を考えています。
育っていない幼虫をどうするか…

後伸び幼虫が~…とまとめた記事もありますが…


例年までと同じ管理をすれば、この記事と同じような結果になるのではないかと。

1本目がいつもと違う管理であれば、2本目もいつもと違う管理をしなくては?

とにかく迷子状態ですので色々ともがいてみようと思っています。

羽化までのスケジュールを少し調整しなくてはいけないかと思いますが、冬温度を今年は少し短くしてみようかと思ってみたり。

3本目への交換での様子を見て今年のブリードの明暗が分かれるかと思いますが、とにかく…
とにかく祈っています。w







1本目データまとめ

参考にもなりませんが、我が家の現状把握のためにも2本目への交換を終えデータをまとめました。
思った通りにできていない経過ですが、ありのままを綴る当ブログですのでデータをUPしておきます。
ボトル配置により、かなりの差が出たと思われますのでこのデータでは読み切れない事が多々あると思いますが…


2022年度能勢YGブリード
1本目投入数 222本(お試し産卵含)
♂  108頭 (49%)
♀    96頭 (43%)
★   18頭 (8%)
2022年度1本目データ

若干♂幼虫に偏りました。
★幼虫が少し多い気もしますが…

小さい幼虫も多いため雌雄判別を間違えている可能性も十分あり得ます。
2令幼虫も数頭…雌雄判別できるものはしましたが、よく分からないものは♀としています。

♂幼虫の全体Ave.は19.4g…
交換始めより少しは上昇しましたが20gには届いていません。
最大は33.6g。


♂幼虫108頭
体重別比率です。
2022年度1本目♂体重比率
30gUPは8頭。


小さい幼虫が多すぎてデータになっていないのでw18g~30gで作り直しましたw
2022年度1本目♂体重比率2
当初目標体重の25gUPは23頭(21%)。


♀幼虫の体重別比率です。
2022年度1本目♀体重比率



ライン別体重分布
2022年度1本目→2本目交換分布
(お試し産卵ラインを含んでいないので合計頭数は200となっています)

B1・B2・F1ラインは冷気を避けた場所に置いてあったのでしょうか?
あんまり関係ない?
よく分かりませんが、この3ラインから体重が乗った幼虫が出てくれています。

NLB参戦ラインは最大20.6g…Ave.16.0g…
(そっとしておいてあげてw)


♂体重グラフ
2022年度1本目→2本目交換♂グラフ

♀体重グラフ
2022年度1本目→2本目交換♀グラフ



2本目でどれくらい伸びるのか?
この後どうなるのか?
不安しかありませんので我が家の過去のデータを見てみました。
過去データ比較


2本目での体重の増加量で見ると、
2020年度は平均10.8g増、2021年度は平均14.1g増となっています。
2022年度は成長が遅れている事もあり、平均15g増を目指したいところですが…

2本目に希望を持って期待しなければ楽しくないですし、
2本目で15g増えて”くれたとして”の3本目へ交換時の幼虫体重をシュミレーションしてみました。
上記の表から♂だけをピックアップし、仮データを入力してみました。
48gとか47gとか全く現実的ではありませんが、ただ単純に2本目へ交換時の体重に+15gしたデータを仮入力し集計しシミュレーションしたものですのであしからず。

(シミュレーションデータ)
シミュレーションデータ

すると…
Ave.は34.4gに上がり、

(シミュレーションデータ)
シミュレーションデータ2

こんな風になるはずがありませんが…
37gUPは40頭(37%)、40gUPは23頭(21%)となります。
昨年よりも比率は落ちますが、管理頭数が増えていることから単純に40gUP頭数は過去最高となります。
(シミュレーションデータ)
シミュレーションデータ3

こんなにうまくいくはずがないんですよ…
わかっているんですよ…

いや、その、
あまりに落ち込み過ぎて、こうして妄想をしないとモチベーションが保てないんですよw
夢見るのはいいよね?w


2本目に期待!!www