2023年度オオクワガタ能勢YGブリード構想



2023年度ブリード構想


いよいよ2023年度ブリードもスタートが近づいてきています。
こんなにバタバタしていて果たして良いスタートが切れるのか?
といった状況ですが、少しづつ準備は進めています。








来季ブリード準備


最低限の用品すらもなければブリードにならない…
と、必要最低限の用品だけは少しづつ揃えていっています。

まずはペアリングが上手くいきますように…
苦手な産卵シーズン…何とか乗り越えたい。
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来季も割出幼虫・孵化幼虫はプリンカップにて一時管理予定です。
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産卵セットには来季も我が家の定番マットを使用予定です。
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そして一番大事な産卵木ですが、悩んだ結果今年も煮込みました。


昨年も試してみましたが、思いのほか悪くなかったので今年も試してみます。






今年は少しレシピを変えてみましたが上手くいくでしょうか?


約1か月経過ですがカビの発生はなく菌の回りは順調そうに見えますが…
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少し硬いような気もしますが…
とにかく産んでもらわなくては始まりませんのでダメなら即ホダ木に切り替えます。






最終種親補強


2023年度も種親を補強させて頂いています。
来季も♀のみの補強です。

以前の記事にてご紹介させて頂いた♀3頭。




それに加え、tamushinさんからもう1頭補強させて頂きました。

tamushin氏22YGD2ライン早期♀
tamushin氏22YGD2-02(2)

超美人さんです。

そして何よりこのライン…
私にとって最高に思い入れのあるラインなんです。

この♀までの歴史の始まりは…
2020年度にお譲り頂いたtamushinさんの18YGC1番ライン♂85.7mm。
tamushinさんの歴史ある鍛え上げられたラインからの個体です。
その85.7mmに我が家の代表個体87.5mmの♂親であるREGAさん16YG-H6からの系譜からくるYG19B2♀を掛け合わせた我が家のYG20C2ライン。

その2020年度羽化シーズンは大興奮の年になりました。
YG20C2-10
YG20C2-10 (7)




そして我が家のこのYG20C2ラインの♂を今季tamushinさんのブリードラインに加えて頂いています。

tamushin氏22YGD2背景

そしてこのライン…
tamushinさんの完璧なブリード管理と種♀の力をお借りし進化を遂げ…今季の幼虫経過では3本目へ交換時に47.2gを筆頭に7頭の40gUPが出ているそうで、ものすごいラインに仕上げて頂いています。

そんなスーパーラインの早期♀をお譲り頂いたわけです。

もう期待せずにはいられませんし、思い入れが強い分、楽しみも倍増です。

そんな♀ですので、既に我が家での組み合わせは確定しています。

2023年度1番ライン
(YG23A1ライン)
♂90.4mm YG21A1-01
♀52.0mm tamushin氏22YGD2-02早期

YG23A1ライン

我が家のこの1番ライン種♂90.4mmも遡れば大興奮した初年度ブリードの羽化個体83.0mm。
ブリードを続けていると色々な思いや歴史が積み重なっていきます。
これもブリードを続ける楽しみの一つですね。

YG17C-08 83.0mm 初年度羽化個体
YG17C-08 (5)

YG19A2-16 85.3mm
YG19A2-16 (3)

YG21A1-01 90.4mm
YG21A1-01 (4)
3代祖までの8頭の背景の内、7頭は我が家でブリード羽化した個体。
”我が家の個体”と言っていいのでしょうか?

ブリードを縮小していかなければならない我が家ですが、この血統背景図を見ると簡単にはやめれない気がしています。

このような組み合わせを実現できたのはtamushinさんのご厚意のおかげです。
本当に感謝します。

とにかく2023年度のブリードが楽しみで仕方ありません。




2023年度組み合わせ構想



組み合わせ構想…なんて、ものすごい考察をして考え抜きました!!みたいな表現になってしまいましたが、そんなことは決してありませんw

毎年お決まりの我が家の感覚ブリードは来季も変わらず続行です。

悩んで仮組みすると18ライン…
2ライン削り現在16ライン。

もう悩んでも組み合わせは迷うだけですので確定にしますが、ライン数はあと2ラインほど減らす予定です。


2023年度能勢YGブリードライン(仮)
2023組み合わせ

♂のラインナップですが、

YG23Aライン・YG23BラインはYG21A1ライン♂個体。
約半数の7ラインを占めています。

YG23CラインはM’sさんからお譲り頂き80mm種親から特大を目指すラインとして楽しみ、羽化してきたYG21D1-06  87.0mm。

YG23Dラインは御本家yasukongさんからお譲り頂いた個体からの累代ライン♂。
こちらには同じく御本家yasukongさんからの累代ライン・戦友?Nagiさんからの系譜である♀を合わせています。

YG23EラインはB個体ですが、21年度に衝撃の50g幼虫が出たラインの♂を使用してみることにしました。

YG23Xラインは上で紹介したYG20C2-10 90.1mmを再登板させ2年目使用することにしています。

我が家にとっての最高に楽しめる組み合わせになっていることは間違いありません。
こんなラインナップで2023年度もエンジョイブリードしていけたらと思います。

あれ?…縮小するつもりが…


エンジョイ!オオクワブリード!!