2024年度オオクワガタ能勢YG2024年度ブリードライン
2024年度ブリードへ…
早いものでもう4月も中旬になろうとしています。既に2024年度ブリードを始められている方もいるかと思います。
2023年度幼虫も羽化ボトルへの交換が完了し、後は環境管理を行いながら羽化を待つだけとなりました。
現在までは大興奮の経過となっていますが…
今年はどんなドラマが待っているのか。
1年かけて育てた我が家の幼虫たちがどんな姿で羽化してくれるのか、今年も一喜一憂する羽化シーズンになるかと思いますがクライマックスを思いっきり楽しもうと思います。
忙しさを言い訳に相変わらずのボロボロの温度管理…
予定より0.5℃が…なんて高度な管理はしていませんし、そもそもできません。
ある程度は諦めているのに、それを許容しても酷い温度ブレです。(爆
なるようになるよね…
まずはしっかり羽化へとスイッチが入ってほしいものです…
2023年度幼虫の羽化ボトルへの交換が終わると、いよいよ2024年度スタートへの準備も本格化。
ブリードスタートへ向けて用品も少しずつ揃えています。
我が家での定番のマットからプリカ。
そして、今年は仕込むか悩みましたが隙間時間で少しだけ植菌材を仕込みました。
もう3月ですね…
— ひろパパ (@hiropapa01) February 29, 2024
まだまだ寒い日が続きますので暖かい物を食べてご自愛ください⛄️ pic.twitter.com/gexSI7GqDD
樹皮を剥いてみると思ったよりも柔らかそうな材もありましたので3割くらいは使えないかもしれません。
仕込みから1月ちょっとになりますが、カビの発生もなく順調のようですので今年も植菌材・ホダ木両方で採っていければと思っています。
着々と準備は進んでいますが、肝心の組み合わせが決めきれない…
悩みに悩んだところで、正解は分からない。
悩んだところで『これだ!』とはならないかと思いますので最後は信じて決断するのみです。
2024年度組み合わせに悩みに悩んで決まりません。
— ひろパパ (@hiropapa01) March 3, 2024
とりあえずおやつをください。 pic.twitter.com/Kz4pEZ4ELr
1年楽しむブリードラインですので、自分なりに楽しめるブリードラインにしたい。
種親選定〜組み合わせについてはブリーダーさんごとに拘りがあるところかと思いますが、我が家の場合は完全感覚ブリーダー。
2024年も直感で突っ走ります。
♀の選定から組み合わせ、キャパとの相談と本当に悩みますね…
そんな感覚のみで組んだ我が家のブリードラインですが、記録としてもブログUPしておきます。
2024年度ブリードライン紹介
2024年度ブリードラインをご紹介させて頂きます。我が家のライン番号は種♂ごとにアルファベット分けにしていますが、今季はA~Gまでの7♂でのライン構成になります。
♀は17頭。
アルファベットの後ろの数字が♀を分けるライン番号になります。
悩んだ結果、答えも出ず、悩む時間もなく、仮組ラインとほぼ変わっていません。
ザザザっとご紹介させて頂きますが、ご興味があればご覧ください。
【YG24Aライン】
2024年度Aライン種♂は悩みましたがこの個体にしました。
YG22A1-20 87.7mm
この♂は2022年度のA1ライン最大個体。
思い入れそのままに2024年度A1ラインとしました。
決してライン成績が良かったわけではありませんが、きっと想いに応えてくれるでしょう。
・YG24A1ライン
YG22C2-07 55.5mm
YG24A1ラインにはやはりこの♀を持ってきてみました。
2022年度に我が家に衝撃を与えてくれた92.9mmの同腹♀です。
種親には羽化個体の中でも綺麗な♀を残していましたが、やってくれる気しかしません。
・YG24A2ライン
YG22G1-07 56.5mm
もう1♀はこの♀にしました。
92.9mmに話題が偏ってしまった2022年度でしたが、実はこの22G1ラインに注目・期待しています。
22G1ラインの♂は4頭でしたが、羽化結果は74.5mm(24.4g)・87.1mm(38.3g)・88.0mm(39.4g)・88.5mm(42.5g)と好成績。
1頭こそ小さく羽化しましたが、♂♀共に全頭無事羽化の優秀ライン。
良い化学反応に期待します。
・YG24A3ライン
アトム氏 22YGC09-02 55.2mm
そして3♀目には超特A♀。
アトムさんより補強させて頂いた91.8mm同腹の美人さん。
いつも素晴らしい種親を補強させて頂き本当に感謝します。
可能性しか感じない…。
【YG24Bライン】
Bラインの種♂にはYG22G1ライン最大個体を。
上記同腹♀使用ラインでも書きましたが、このYG22G1ライン…何だかワクワクしています。
YG22G1-05 88.5mm
・YG24B1ライン
YG22C2-01 55.5mm
このラインにも92.9mm同腹♀を持ってきてみました。
G1ラインの羽化力・安定性 × C2ラインの爆発力= ・・・
まずは何としてもしっかり採ってブリードしてみたいところです。
・YG24B2ライン
Blackazu氏 YG2210-12 54.5mm
もう1♀にはBlackazuさんから補強させて頂いた♀を。
私のわがままで2210ラインを補強させて頂きましたが、このラインの同腹♂…すげぇんどす。
(Blackazu氏ブログより画像拝借)
超かっこいいいいいいいいいじゃないですか。
はい。
血を受け継ぎ超絶かっちょいい個体を期待しています。
【YG24Cライン】
そしてCラインには2022年度ブリード最大個体92.9mmを。
必ずしも最大個体を1番ラインにしない我が家のライン番号振りですが、2020年度に初めて90mmUPを達成した時もCライン、2022年度にマイベスト92.9mmを達成できたのもCラインという事からゲン担ぎの意味も込めてCラインでのブリードにしました。
YG22C2-17 92.9mm
・YG24C1ライン
YG22A1-24 55.5mm
C1ラインには2022年度A1ラインから綺麗な♀を。
ポテンシャルは十分かと思いますので相乗効果に期待します。
・YG24C2ライン
YG23A1-17 53.5mm
C2ラインには2023年度のA1ライン早期を。
早期♀仕込みに大失敗した我が家ですが、何とか1頭でも確保できてよかった…
YG23A1ラインは♂20頭中16頭が40gUPというモンスターラインになってくれましたので早期♀パワーも相まってどうなるんだろうとワクワクが止まりません。
とにかく産んでほしい。
・YG24C3ライン
tamushin氏 22YGE2-09 53.5mm
そしてC3ラインには…
tamushinさんから補強させて頂いた93.0mm同腹の超絶♀を。
超×超。
超サイヤ人悟空と超サイヤ人ベジータが合体したら…
ゴジータのような超超人…超超虫的なパワーに期待してっぞ!
(tamushin氏ブログより画像拝借 同腹93.0mm)
・YG24C4ライン
アトム氏 22YGB07-09 56.6mm
そして強力援軍はまだ続き、C4ラインにはアトムさん90mm同腹ライン♀を。
90mm種親からの90mm同腹♀のポテンシャルは疑いようのない超優秀♀。
これまた楽しみで仕方ありません。
・YG24C5ライン
Blackazu氏 YG2210-20 55.5mm
そしてまだまだCラインが続きます。
B2ラインでもご紹介したBlackazuさんの2210ライン。
同ラインから2♀補強させて頂いていましたのでもちろん92.9mmのお相手になってもらいます。
92.9mmにBlackazuさん2210の顎が付いたら…という妄想です。
・YG24C6ライン
YG22H1-03 57.0mm
通常羽化ラインからCライン最後の♀。
何か引っかかり、気になり、まさに直感で組んでいます。
こういうラインから…
92.9mmには以上6♀。
1♂に6♀も付けるのは初めてのような気がしますが、全てのペアリングが円満にいくことを願うばかりです。
【YG24Dライン】
Dラインには92.9mmと異腹のC3ラインの♂を使用してみます。
このC3ラインも♂が5頭しかいませんでしたが最終体重は42.7g・43.7g・43.7g・45.5g・47.9gと驚異のAve.だったライン。
不全が多くこの1頭しか無事に羽化しませんでしたが次世代爆発してくれるのではと…
YG22C3-06 87.8mm
・YG24D1ライン
YG22E2-15 54.0mm
D1ラインにはYG22E2の♀を。
後に紹介しますが、このライン同腹♂がカッコいいんです…
デカッコいい個体に期待します。
・YG24D2ライン
YG23B1-11 54.0mm
もう1♀には管理失敗の中、運良く羽化してくれた早期♀YG23B1を。
早期♀は選択の余地ナシですので迷いなく使用です。
早期パワー爆発に期待。
【YG24Eライン】
Eラインには2022年度羽化個体の中でも私の好みど真ん中のこの個体を。
かっくいぃ…
YG22E2-08 87.7mm
・YG24E1ライン
YG22B2-09 56.0mm
こちらにはYG22B2ライン♀を。
え?えぇ…直感ですw
本当はもう1♀掛けたかったのですが、ライン数や手持ちの♀を見て泣く泣くの1♀。
意地でも産んでもらいます。
【YG24Fライン】
Fラインにはこの個体を。
最後まで使用するか悩んでいた個体ですが、やらないで後悔するくらいなら…と1ラインだけ組んでいます。
YG22F1-08 89.9mm
・YG24F1ライン
YG22D2-10 55.0mm
お相手にはYG22D2♀。
羽化ボトル投入幼虫が全頭完品羽化という羽化力に期待しています。
【YG24Gライン】
そして最後の種♂です。
(我が家のライン順は決して期待値順ではありません)
補強♂としては過去最大サイズ。
80mm種親補教を除けば2020年度にtamushinさんよりお譲り頂いた85.7mm以来3年ぶりの種♂補強でしょうか。
しかも90mm×2同腹という強力な種♂にワクワクが止まりません。
tamushin氏 22YGE1-13 88.0mm
・YG24G1ライン
YG22F1-13 57.0mm
以前の記事ではYG22C3の♀を付ける予定でしたが…
突然の★に慌ててYG22F1の大きい♀に頑張ってもらうことにしました。
本来付けたかった♀を付けれなかったことは残念ですが、★になってしまった彼女の分まで頑張ってくれるでしょう。
・YG24G2ライン
hinamax氏 22能勢YG11番-16
そして最後はhinamaxさんより補強させて頂いた超グラマーな♀。
この組み合わせ…
何かが起こるような気がしています。
と、ダラダラと書いてしまいましたが…
ライン表をまとめておきます。
合計17ライン。
どれが期待できるとか予備だとかはなく、全てが期待と楽しみしかありません。
問題は我が家の産卵スキルのなさ…
とにかく産んでもらわなくては始まりません。
既に2組はペアリングを済ませましたがこれからが本番。
ぶっ倒れていたために既に少し予定が遅れています。
久しぶりにじっくりとハンドペアリングも試したいところですが、なかなか時間も取れず事務的に同居ペアリングを進めることになりそうです。
さぁ、いよいよ2024年度のスタート。
2025年はブリードを続けられるかも分かりませんので今季も全力でエンジョイするのみです。
ザザっと雑な記事になりましたが…
2024年度も!
エンジョイ!
オオクワブリード!!
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