初代超簡易自作プレス機製作記事ですが、現在は少し改良を加えています。
現在の超簡易自作プレス機(改)
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~~記事本文~~


こんばんは♪
ひろパパです。

昨日の家族サービスDayは久しぶりにTDLへ
カミさん・子供たちは気合入りまくりのOpen~Last・・・(;´∀`)
パパはぐったりです。

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ですが本日、やりたいことがあったので早起きして実行しました。
出来立てホヤホヤのプレス機製作記事になります(笑)

保温庫以来の自作にワクワクしていました(笑)
(過去記事:飼育スペース改造計画(自作温室作製)棚板製作・総仕上げ編)


記事を分けるのも・・・と思ったので、かなり長くなってしまいましたがお付き合いいただければと思いますm(__)m




来季の予定頭数100頭前後。
エアコン管理になったは良いけど、自詰め100本は想像しただけで疲れる(笑)

プレス機欲しいな~とは思いつつなかなか手が出ず・・・(;´Д`)
何とか安価に自作できないか?!と構想を少しづつ練っていました。
(ただプレス機を買えないだけ!?w)

特別に強くプレスできなくても、手で詰めるよりはマシ!というところを目標に。

木材を加工して製作。
プレス機形状の何かを流用し加工して製作。
鉄パイプを加工して製作。
イロイロ検討しましたが・・・

木材加工→手間が・・・(;´∀`)
プレス機形状の何かを加工して製作→いいのが見つからない(;´∀`)
(ドリルスタンドなんか使えるかな?と思いましたがストロークが60mmしかなく断念。)
鉄パイプを加工→接続金物がなかなかいいものがない・・・

とりあえず材料検討と並行して、ざっくりと図面を引きながら形状の検討。
(仕事中に・・・ww)

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いろいろな方の自作プレス機も拝見しましたが、ジャッキを使用したりどれも参考になりました。


我が家では気軽に使えて、簡単な構造で簡単に改造ができるものがいいなと、ざっくり形を決めました。
簡単に手に入る材料を調査し、ある程度の寸法図面を引きました。

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ガイドパイプを使うとなると、支柱高さ300mmは必要そう。
柄が短いと力が入れにくそう。
絵にするとイロイロ見えてきますね。

そして後でミスにならないよう、プレス軸部分のずれ見当も一応・・・


自作プレス機軸ずれ寸法-1

上下させても30~40mm程度です。
プレス時はボトルを回したりしながらプレスすると思うので許容範囲内とします。

今回の材料はほとんど近所のホームセンターで入手しています。




それでは製作記事
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敷板にはこちらを使用しました。
この板は、よく土木工事で土留めに使用される土留矢板ですw
厚み30mm程度の物を1000mmで切断加工しました。
針葉樹だと思いますが、強度もありますし厚みもあるので採用します。

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ビスを効かせたいので厚みのある板で。

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一番悩んだのがプレス部。
丸くてボトルサイズに合うような加工がしやすいものってないんですよね(;´∀`)

結局悩みに悩み・・・
木材を使用することにしました。
こちらはホームセンターで¥200程度。

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少しサイズが合わないので微調整していきます。
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ペーパーがけを始めて・・・
塗装の下地作り!?と思ってしまい・・・w

今回もニス仕上げをしてしまいました(笑)

ペーパーがけから・・・
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今回は安価に水性ニス。
材料費500円追加し、ニス仕上げをしていきます。(笑)

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1回塗り~~
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3回塗りで仕上がりとしました(*´▽`*)
やはり濃い色が好みですw
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骨組みにはΦ25mmの鉄パイプを採用しました。
ステンレスに見えますが、こちらは鉄パイプにステンレスを巻き付けた安価な物。
1本¥300程度です。

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あまりゴツくなりすぎず、ある程度の強度が見込まれるところとしてΦ25mmを選択しましたがどうなるのか?やってみます。


とりあえず切断加工をし、接続部加工をしていきます。
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パイプ接続にはこちらを使用していきます。
ですが、このままでは差し込んでも抜けてしまうのでビスで固定することにしました。
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側部に下穴加工をし、
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パイプにも下穴を、
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そしてビス固定をしました。
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なかなかイイ感じ!?

そして、ニスが乾いたところでプレス部木材をビス固定します。

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骨組み支柱部も同様の加工をしました。


ここから骨組み製作へと入ります。
支柱を敷板にビス固定。
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室内で使用する為、敷板の裏には滑り止め・クッション材として5mm厚のスポンジを貼り付けました。
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ここで探しに探した接続金具の登場。
今回使用したのは、
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止付自在金具。
こちらを使用しました。

もっといいものを見つけたかったのですが、これ以上の物がなかなか見つからず・・・
強度・固定方法に若干の不安はありますが、こちらで接続組立をしています。

加工したパイプを接続金具で繋いでいき・・・

完成形がこちら。

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手持ち部にはスポンジグリップも装着しました。
掴みやすい太さでイイ感じになりました(^^♪

プレス機自体の重量は3.6kg。
準備するのも楽にできそうです♪


プレス部はこんな感じ。
 ↓
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追記:
これは800ボトル用ですが、1400ボトル用プレス部も製作しています。
取替はねじを緩めて付け替えるだけの簡単仕様です。:


難しい強度計算等は一切しておりませんのでw
どれくらいの力がかけれるのか?はこの時点で未知数です(笑)


菌糸を詰めてみる前に、
自宅の体重計で実験をしてみました。

いつものハンドプレスの要領でプレスすると・・・
(かなり力を入れて押してみましたが・・・)


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31kg。

自作プレス機でそこまで力を入れずに押してみます。


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82kg!!

2.5倍以上の力が出ています。

力学をなにも勉強せずに感覚で作った割には上出来ですね♪
(単純に自分の体重よりも力がかかっていますので上出来♪)


当初の目標『手詰めよりはマシ!』というところには出来たのではないかな?と思っています。
時間がかかったとしても、今までよりも軽く力をかけれるので疲れない?!(笑)


実際使用してみたら、使いづらい点も出てくるとは思いますがこれをベースに随時改良をしていきたいと思います。

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簡単に菌糸詰めシュミレーションをしてみましたが、ガイドパイプは使わずに手で軽く押した後にプレス機で仕上げる。という使い方の方がうまくいきそうです。
使い慣れるまではモタモタしそうですが、詰める力は激減しそうですのでかなり楽になりそうです。
今週末には暴れ対策用に詰めようと思っているブロックが来ますので早速試してみようと思います。


こんな自作記事が参考になるかはわかりませんが、これから自作しようという方の少しでも参考になれば・・・

また実際の使用感を記事にてアップしようと思います。

長い記事になってしまいましたがお付き合いありがとうございます。